LABO金具は、溶融亜鉛めっきだから錆びづらいです!
※一部商品は溶融亜鉛めっきではないため、ご注意願います
と、よくご紹介していますが「溶融亜鉛めっき」とはどんなもの??
改めてご紹介させていただきます!
単管パイプDIYerの皆さん、日頃使用する金具の仕上げについて意識したことってありますか?
実は、金具の仕上げは、見た目だけでなく、耐久性や機能性にも大きく関わる重要な要素です。
LABO金具は、機能性とデザイン性を兼ね備えた、様々な用途に使える汎用性の高い金具シリーズで、DIY愛好家の皆様にも使いやすいように設計されています。例えば、単管パイプ製のガレージや柵など、さまざまなオリジナル作品をおしゃれに仕上げることが可能です。
さらにLABO金具の魅力は、その使いやすさだけではありません。耐久性に優れた素材にもこだわっています。
◎溶融亜鉛めっき仕上げについて
溶融亜鉛めっきとは、溶融した亜鉛のプールに鉄や鋼の製品を浸すことで、表面に亜鉛の皮膜を形成する方法です。この亜鉛の皮膜が、金属を錆や腐食から保護し、長期間にわたって美観を保つ役割を果たします。
なぜLABO金具に溶融亜鉛めっきが採用されているのでしょうか? それは、LABO金具が使用される様々な環境下で、その性能を最大限に発揮するためです。特に、屋外や水回りなど、錆びやすい場所での使用を考慮し、優れた防錆性を持つ溶融亜鉛めっきを選択しました。
さらに、溶融亜鉛めっきには、腐食を防ぐための特別な仕組み「犠牲防食作用」があります。これは、万が一金具にキズがつき、下地の鉄が露出してしまった場合でも、キズの周囲にある亜鉛が鉄よりも先に溶け出すことで、電気化学的に鉄を保護し、腐食の進行を抑えるというものです。
加えて、溶融亜鉛めっきには「保護皮膜作用」と呼ばれる、もう一つの重要な保護メカニズムがあります。亜鉛は、大気中の酸素や水分と反応することで、表面に緻密な酸化皮膜を形成します。この酸化皮膜が、外部の腐食因子(酸素、水分など)を遮断し、鉄の腐食を防ぐ役割を果たします。
実は単管パイプの表面も、一般的にLABO金具と同じ溶融亜鉛めっきが施されていることが多いです。LABO金具と単管パイプで同様の素材を使用することで、異なる金属同士が接触することによって発生する異種金属接触腐食のリスクを低減できるというメリットもあります。
◎溶融亜鉛めっき仕上げのメリット
溶融亜鉛めっき仕上げには、以下のような多くのメリットがあります。
- 優れた防錆性: 亜鉛の保護皮膜が、酸素や水分が鉄に触れるのを防ぎ、錆の発生を長期間抑制します。特に、塩害や酸性雨にも比較的強いため、沿岸地域や工業地域で使用することも多いようです。
- 高い耐久性: 密着性の高い亜鉛皮膜は剥がれにくく、長期間にわたって金属を保護します。これにより、金具の寿命が大幅に向上し、交換頻度を減らすことができます。
- 経済性: 初期コストはかかる場合がありますが、メンテナンスの手間が少なく、長期的に見るとコスト効率が良いです。頻繁な塗り替えなどの必要がないため、手間と費用を削減できます。
- リサイクル性: 亜鉛はリサイクル可能な資源であり、環境負荷の低減にも貢献します。
◎LABO金具の具体的な使用例
溶融亜鉛めっき仕上げが施されたLABO金具は、以下のような場所や用途で特にそのメリットを発揮します。
- 屋外での使用: 農機具小屋、柵、フェンス、ガーデニング用棚など、雨風にさらされる場所でも安心して使用できます。
- 沿岸地域や工業地域: 塩害や酸性雨の影響を受けやすい地域でも、LABO金具の溶融亜鉛めっき仕上げなら長期間使用にも期待できます。
LABO金具の溶融亜鉛めっき仕上げは、優れた防錆性と耐久性により、皆様のDIYや建築プロジェクトを長期間サポートします。過酷な環境下でも使いやすいLABO金具を、ぜひお試しください。
LABO金具を選ぶ際は、その仕上げにもご注目いただくことで、より質が高く、長持ちする仕上がりを実現できるはずです。
今回の記事はいかがでしたでしょうか? LABO金具や溶融亜鉛めっき仕上げについて、ご質問やご意見がありましたら、お問合せフォームよりお寄せください。また、LABO金具を使ったDIY作品などがあれば、応募フォームよりぜひご応募くださいね!
「LABO金具」は(株)単管DIY研究所の商標です。類似品にご注意ください。※商標登録出願中
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