単管名人が世の中に単管パイプジョイントを生み出して約20年、そして我が(株)単管DIY研究所も先日創立7周年を迎えました。
この間に世間には、数多くの単管ジョイントが出回り、DIYerの皆さまの選択肢はグンと増えました。
たくさんの選択肢の中からLABO金具を選んでいただくメリットとは何だろう?
私たちは日々、皆さまに「LABO金具を選んでよかった!」と思っていただけるよう、試行錯誤を重ねています。
その中で今回は、LABO金具の六角穴付き止めねじに焦点を当て、その魅力を深掘りしてご紹介したいと思います!
◎LABO金具の特長◎
LABO金具が、六角穴付き止めねじを採用した理由の一つは余分な出っ張りができないことです。
単管パイプに挿入してねじを締め込むと、ねじ頭部分が全て金具に隠れるため、余分な出っ張りができないのです。
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メリット
①スタイリッシュで洗練した製作物が完成する
②隙間なく木板と接続ができる
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かっこいい単管パイプDIY作品のために、これは大事な要素と言えると思っています(`・ω・´)b
◎止めねじとは◎
前回ブログのおさらいにもなりますが、LABO金具で使用しているのは、JISでは「六角穴付き止めねじ」と記載されているねじになります。(以下「止めねじ」)
一般的にはイモネジやホーローセットとも呼ばれています。
止めねじの種類は「くぼみ先」とよばれる形状を採用しており、ねじの先端が円筒形でくぼんでいます。
止めねじの先が単管パイプにしっかり食い込むことで、強固な固定を実現しています。
引き抜き強度については、以前のブログやYouTubeでもご紹介がありますが、LABO金具と単管パイプの引き抜き荷重試験の結果は参考値・約380㎏(3720N)~610kg(5970N)になります。※ただし手締め、トルクレンチ締め、作業者、作業環境等々で変化はあります。ご了承ください。
◎止めねじの種類◎
LABO金具で使用している止めねじのサイズは M10×8 と M10×10 の2種類で、品番は【M10-8(SUS)】と【M10-10(SUS)】になります。※(SUS)はステンレスを表しています
ほとんどの金具は【M10-8】を使用しています。
直交金具(クロスクランプ)【B-2XB】のみ【M10-10】の使用になります。
ねじのサイズ表記は、直径を「M」で表しますので、LABO金具で使用している止めねじは直径(太さ・呼び径)10mmのものということです。
後半の数字「8」「10」については、ねじの長さを表していますので以下のサイズとなるわけですね。
【M10-8】=直径10mm×長さ8mm
【M10-10】=直径10mm×長さ10mm
つまりLABO金具で使用している止めねじは、こんなに小さく見えるのに、直径はM10の六角ボルトと同じということになるのです。
試しに六角ボルトを入れた様子です。
意外と強い止めねじの理由がお分かりいただけたでしょうか。
※弊社では六角ボルトのお取り扱いはありません
これを応用して作ったこんなものもあります。
脚部分【B-2T】の止めねじを長さのある六角ボルトに変更し、六角ナットも組み合わせることで、高さ調整が可能になったベンチです。
こんな使い方をすると、傾斜のある場所や、設置場所に合わせて高さを微調整したい場所にも設置可能なアイディアDIY作品も作れちゃいますね!
今回はLABO金具の止めねじに焦点を当て、その魅力をお伝えしました。
止めねじは、一見目立たない存在ですが、単管DIY作品の完成度を大きく左右する重要なパーツです。 LABO金具では、デザイン性だけでなく、強度や安全性にもこだわって止めねじを採用しています。 今回の記事を通して、止めねじの重要性やLABO金具のこだわりを理解していただけたら幸いです。
今後もLABO金具は、皆様の単管DIYライフをより豊かにする製品を提供できるよう、努力を続けてまいります。
LABO金具を使った素敵な作品作りのアイデアは、単管DIYランドの公式ブログやSNSで発信していますので、ぜひ参考にしてください。 感想や質問などもお問い合わせフォームからお気軽にお寄せください。 最後までお読みいただきありがとうございました!
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